ポルシェ次世代ボクスターとケイマン EVだけでなくハイブリッドも
公開 : 2019.04.24 17:40
ハイブリッドは911から受け継ぐ
718に搭載される新しいマイルド・ハイブリッドとプラグイン・ハイブリッドのパワートレインは、より大型のモデルである911のために開発されたものであると、関係筋は言う。ハイブリッド化は既存のポルシェ製内燃エンジンを、今後施行されるユーロ7規定に適合させることが可能になる。
2020年代初めに予定されている992型911のフェイスリフトで導入されるこのハイブリッド・パワートレインは、ポルシェの水平対向6気筒ガソリン・エンジンをベースにしたものだ。しかし、次世代型718ボクスターとケイマンは、2016年から採用されている排気量の小さな水平対向4気筒エンジンを搭載する。
どちらのユニットも48ボルトの電気システムを採用し、ディスク型電動モーターは7速デュアルクラッチ式オートマティック・ギアボックスと一体化される。
マイルド・ハイブリッドは、ガソリン・エンジンにさらなるパフォーマンスと燃費の向上をもたらすものの、電気のみで走行する機能は持たない。プラグイン・ハイブリッドの方は、電気モーターによるパフォーマンスのブーストに加え、ある程度の距離を電気のみで走行することが可能な容量のバッテリーを搭載する。