長期テスト 日産リーフ(1) ランニングコストやインテリアが改善
公開 : 2019.05.06 16:50 更新 : 2019.05.06 17:41
物足りない航続距離 充電は自宅やオフィスで
従来のNEDCで測定した公表航続距離378kmはさすがに実現できないが、日産はWLTPテストに基づいて、実測でも270kmに達するとしている。これはフォルクスワーゲンe-ゴルフの199kmよりも長いが、同様の数値は既にルノー・ゾエが実現している。正直なところ、320km近くを期待していた。
40kWhのバッテリーパックは家庭用の3ピンコンセント(80%充電まで21時間)、7ピンのプラグ(7kWの充電設備で7.5時間)、50kWの急速充電スポット(40-60分)を実現している。チャージャーマスターのポーラーネットワーク会員になれば、英国中の都市圏で6500カ所以上の充電スポットが使用可能だ。
長旅なら車両とクレジットカードをエコトリシティに登録することで、高速道路の急速充電施設をすべて使用することができ、スマートフォンアプリを使って代金を払うことができる。しかし、前回の経験から言えば自宅かオフィスで充電することがほとんどだ。