ガルウイングモデル17選 何台知っている? つねに注目のまと 前編
公開 : 2019.05.05 05:50
メルクスRS 1000(1969年)
ガルウイングは、このクルマの低いクーペボディに、それなりの乗降性を確保するための答えであり、滑らかな全体のプロポーションにもマッチしていた。
このクルマのグラスファイバー製ボディの下に積まれていたのが、ヴァルトブルク製992cc 2ストロークだったというのは驚きでしかなく、決して最高のエンジンとは呼べなかったが、それでも、鉄のカーテンの東側で培われた2ストロークに関するチューニングノウハウによって、69psを発揮して、最高速は166km/hに達していた。