ガルウイングモデル17選 何台知っている? つねに注目のまと 前編
公開 : 2019.05.05 05:50
アストン マーティン・ブルドッグ(1979年)
ウェッジシェイプ界の巨匠のひとり、ウィリアム・タウンズの手によるブルドッグがガルウイングドアを採用していたのは、それが必要だったからだ。
このクルマでそれなりの乗降性を確保するには、通常のドアでは全長が長くなりすぎるために、トップヒンジ式を採用することは時代の要請でもあった。
タウンズがガルウイングドアを採用したことで、このクルマには非常に特徴的なサイドビューが与えられることとなった。
キャビンの後ろに710psを発揮する5.3ℓV8エンジンを積んだこのモデルで、アストンはスーパーカー世界の最前線に躍り出るはずだったが、実際にはブルドッグはわずか1台が生産されたのみに留まっている。