ガルウイングモデル17選 何台知っている? つねに注目のまと 後編
公開 : 2019.05.05 18:50
ブリストル・ファイター(2004年)
ボディ骨格が当初のアルミニウム製からスチール製へと変更された一方で、ガルウイング式ドアは残されており、その材質には、低重心と軽量化、さらには開閉を容易にすべく、カーボンファイバーが選ばれている。
ブリストルの航空機メーカーとしての出自は、ファイターの高い空力性能と、その見事にフィットしたガルウイング式ドアに明らかに見て取ることができた。
さらに、0-97km/h加速4.0秒、最高速338km/hに達するダッジ・ヴァイパー譲りの8.0ℓV10エンジンの能力も、まるで航空機を思わせるものだったが、こうした数々の特徴も、7年間でわずか13台が生産されるにとどまったファイターの運命を変えることはできなかった。