マツダ/トヨタのアメリカ新工場 1本目の鉄骨、建設現場に MTMUS
公開 : 2019.04.25 20:23
マツダとトヨタのアメリカ新工場。その建設現場からレポートが届きました。2社が合弁で設立した「MTMUS」は、2021年の工場稼働を予定しています。
年産30万台を計画
マツダ・トヨタ・マニュファクチャリングUSA(MTMUS)の北米新工場の建設現場から、1本目の鉄骨が工場予定地に組み込まれたというレポートが届いた。
マツダとトヨタが米国アラバマ州ハンツビル市において2021年より完成車生産を行う合弁新会社「MTMUS」の工場建設現場は、雨季に入ったものの、作業がスケジュール通りに進んでいるという。
2社が折半出資で約16億米ドルを投資する先進的な生産施設は、2021年に稼働を開始する予定。約4000名の新規雇用を生み出すと試算されている。マツダ・トヨタ向けの各生産ラインで、年産30万台を計画している。
具体的には、マツダのラインでは北米市場に新導入する同社のクロスオーバー・モデルを、トヨタのラインでは「カローラ」を、それぞれ15万台ずつ生産する予定である。