長期テスト スズキ・スイフトスポーツ(1) ターボ化するも相変わらず痛快

公開 : 2019.04.30 16:50

充実の装備も時代遅れの痛快な存在

我慢ができないわれわれの本領は、オプション選びでも発揮された。つけるべきものが何も考えつかなかったのだ。

スイフトスポーツは6速マニュアルが標準で、専用エグゾーストやLED ヘッドライト、17インチアロイホイール、専用の外装パーツも装着されている。また、エアコンやレザーステアリングホイール、カラータッチスクリーンのほか、バックセンサーやローンデパーチャーコレクション、アダプティブクルーズコントロールなどの運転支援システムも標準だ。


 


唯一の悩みはカラーだったが、チャンピオンイエローを選択した。10年前に似た色のイグニスやスイフトスポーツのラリーカーを好ましく思ったのが主な理由だ。

このように様々なコースを走ることが、スイフトスポーツをテスト車のひとつに迎えた大きな理由だ。これまでの歴代モデルは熱狂されるホットハッチだったが、これはシンプルで小さく、煩わしいところが一切ない痛快な存在だったからだ。過去のレビューから引用すれば、「時代遅れが心地よい、楽しさが凝縮された」ホットハッチだった。

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