アストン マーティン ヴァンテージAMRを発表へ MT搭載
公開 : 2019.04.27 08:30
アストン マーティンは新型ヴァンテージにMTを搭載した「AMR」を来週発表するようです。アストン マーティン・レーシングの頭文字を取ったこのモデルは、ヴァンテージをベースに走りの楽しさを追求した限定モデルになるとみられています。
MT搭載のヴァンテージ
アストン マーティンはヴァンテージAMRを来週中に発表する。AMRとはご想像の通りアストン マーティン・レーシングを意味し、ここ最近では限定モデルに使用されてきた。DB11やラピードのドライバー志向モデルに使われた名称だ。ドライビング・エンゲージメントのテーマにのっとり、ヴァンテージAMRには2017年の先代以来初となるMTが採用された。
最近ではアストンは多くのモデルに6速MTを採用してきたが、V12ヴァンテージSにはモータースポーツゆずりのドグレグ型シフトパターンをつ持つ7速を搭載していた。これは1速を変則的な位置に置くことにより、2速から7速を馴染み深いHパターンに配置することができるのだ。
新型ヴァンテージにも同じシフトパターンが採用されるのかは不明だ。しかし、ポルシェがライバルとなる911カレラに7速MTを搭載することから、アストンもそれに追随する可能性が高い。
ヴァンテージAMRにも今まで同様メルセデス-AMG製の4.0ℓV8ツインターボが搭載されるものの、そのパワーは若干増強されるとみられている。さらにスタイリング、インテリア、そしてシャシーにも変更が加えられるだろう。
以前のAMRモデルはベースもでるよりも大幅に高い価格がつけられた限定車であったが、今回も同様となる可能性が高い。数日中には詳細な情報が発表されるだろう。