素晴らしきグラスファイバー製モデル 17選 前編
公開 : 2019.05.02 05:50
マーコスGT(1964年)
このクルマのシャシーに使われている、まるでボートのような積層ベニヤ板は、コンパクトな2シータークーペボディを、非常に軽量で強固なものにしており、その重量は767kgに留まっている。
ボディにグラスファイバー素材を使用することで、マーコスは低く滑らかなボディスタイルを実現しており、この方法はブランドを象徴するものとして、2007年に惜しまれつつマーコスが終焉を迎えるまで使い続けられている。
GTのスタイルはその後に続くすべてのモデルに影響を与えており、それは1995年にル・マン参戦を果たした驚異のマシン、LM600も同様だった。