素晴らしきグラスファイバー製モデル 17選 前編

公開 : 2019.05.02 05:50

ミニ・マーコス(1965年)

マーコスの名は、木製シャシーに低く構えたクーペボディを組み合わせたモデルでよく知られているが、ミニ・マーコスも1960年代を代表するモデルと言えるだろう。

グラスファイバー製モノコックによる強く軽量なボディに、力強いクーパーSのエンジンを組み合わせたこのモデルのスタイリングは、万人受けするものではなかったかも知れないが、マーコスがこのクルマを創り出す切っ掛けとなった、レーサーのデイジー・アディコットが自分のために設計したDARTと呼ばれたモデルのエアロダイナミクス性能を下敷きとしたことで、ミニ・マーコスは英国車として唯一、1966年のル・マン24時間レースで完走を果たしている。

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