素晴らしきグラスファイバー製モデル 17選 後編
公開 : 2019.05.02 18:50 更新 : 2021.02.17 17:44
TiCi(1972年)
当初の全長は、わずか1.82mというものだったが、ミニのサブフレームをベースとした量産バージョンでは、やや広く、そしてより安定性を得るために、その全長は2.26mへと延長されていた。
エンジンとギアボックスはそっくりそのままミニのフロントサブフレームが使用されていたが、TiCIでは車体中央に搭載されている。
その極端に軽いボディによって、このクルマは驚くほどの機敏さを見せ、スターリング・モスとレイモンド・メイズが宣伝したことで、合計40台が生産されている。
後に電動トライクのC5を創り出すことになる発明家のサー・クライブ・シンクレアも、このクルマを最初に手に入れたひとりだった。