素晴らしきグラスファイバー製モデル 17選 後編

公開 : 2019.05.02 18:50  更新 : 2021.02.17 17:44

ウエストフィールドSE(1987年)

ウエストフィールドのクリス・スミスは、彼の2シータースポーツカーのデザインを変更するよう求めるケーターハムからの訴えには憤慨したかも知れないが、その結果誕生したSEは大きな成功を手にすることとなった。

現在までに1万1000台以上が工場から出荷されており、手間の掛からないグラスファイバー製ボディのお陰で、ホームビルダーにとっても組立が容易なモデルとなっている。

SEのグラスファイバー製パネルは、スペースフレームシャシー上への設置が容易であるとともに、さまざまなバリエーションモデルまで生み出している。

ローバー製V8エンジンを搭載すべく、ボンネットを大きく膨らませたSEi GHTは見分けるのが容易なモデルだが、かつてロータスF1チームのデザイナーを務めたマーティン・オグルビーがデザインしたFW400では、超軽量ボディパネルに、193psを発揮するローバーKシリーズエンジンを組み合わせ、そのパワー・ウェイトレシオは406ps/tにまで達している。

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