アイルトン・セナ 没後25年 彼を知るひとのコメント

公開 : 2019.05.03 09:00

ラルフ・ファーマン(1981年にフォーミュラ・フォード2000でヴァン・ディーメンFR81をドライブ)

「わたしが彼について感銘を受けたのは、彼が正真正銘の男であったということです。彼は非常に礼儀正しく、自分に対してしてくれたことへの感謝を忘れませんでした。その一方で、非常に向上心が強かったと記憶しています」

「勝利に対して貪欲なのはわたしも同じでした。しかし、彼は勝利を挙げた週も月曜日にはファクトリーを訪ねてエンジンやシャシーに対して不満を言い、改善を要求していました。これは完璧を求める当時20歳の彼の欲求でした。わたしは彼が正しかった場面をなんども目撃しており、彼のいうことをいつも信じていました」

「彼がブラジルでのカートの経歴を持ってこの世界に来てから実際に成果をあげるまで、2年間を要しました。わたしは彼の実力について良く見聞きしていましたので、彼が英国に来る前から彼の成功を確信していました」

「そして何よりうれしいのは彼がF1に転身した後にも定期的に連絡をくれたことです。実際、彼がロータスに所属していた時にも彼はわたしに会いに来てくれていました。彼は非常に可愛らしい男であると同時に、素晴らしいレーシングドライバーでした」

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