マツダMX-5 Mk4(ND型ロードスター)中古車購入ガイド

公開 : 2019.05.03 13:00

複数の特別仕様車も

2015年後半には、マツダは2.0スポーツ・レカロという特別仕様車を発売した。これは2.0スポーツ・ナビをベースとし、600台限定で生産された。エアロパーツや専用のホイール、さらにアルカンターラ仕上げのダッシュボード、そしてレカロ製シートが特徴だ。

2016年にはシルバー専用塗装が施された1.5アークティック・スペシャル、そして2017年には2.0Zスポーツが発売された。ただし、特別仕様車の付加価値よりも年式、コンディション、オリジナル度の方が重要だ。

そして同じ2017年、ハードトップのRF(リトラクタブル・ファストバック)が登場した。これはルーフの中央部分が取り外し可能なハードトップだ。実用性は高く、巡航時には静かだが、重く高価な上見た目もよろしくない。

2018年には2.0ℓユニットのレブリミットが700rpm引き上げられ、最高出力が184psとなった。これにより0-100km/h加速がほぼ1秒近く短縮され、6.5秒となった。それと同時に全グレードでステアリングのテレスコピック調整が可能になった。

わたしは最近走行わずか800kmの2018年型2.0 184スポーツ・ナビの認定中古車を購入した。マシン・グレーのボディで、新車よりも4250ポンド(62万円)安い2万1500ポンド(312万円)であった。

購入後、ラジエターの凹みとリアウイングの塗装跡に気づいた。これは購入時には説明のなかったものだ。そしてフロアマットも付属していなかった。やはり中古車の購入時には気をつけるべき点もあるが、価格面での優位性は変わらない。

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