試乗 メルセデス・ベンツVクラス・マルコポーロ タイヤの付いた高級ホテル
公開 : 2019.05.04 16:16
手頃なサマーハウスを選ぶか、少し高めのクルマを選ぶか。メルセデス・ベンツの高級キャンピングカー、Vクラス・マルコポーロがマイナーチェンジを受けました。エンジンも改良を受け、日本への導入も期待する仕上がりとなったようです。スペインで試乗しました。
もくじ
どんなクルマ?
ー もはやタイヤの付いた高級ホテル
どんな感じ?
ー 魅惑的な2ベッドルーム兼LDK
ー 上質さを飛躍的に高めた新エンジン
ー 商用車ベースを隠せない乗り心地
「買い」か?
ー 割高感はあるものの、訴求力も低くはない
スペック
ー メルセデス・ベンツVクラス300dマルコポーロのスペック
どんなクルマ?
もはやタイヤの付いた高級ホテル
もはやクルマの紹介という内容だけでは済まない。ふたつのベッドルームに設備の整ったキッチン、耐水性の有るフローリングが施されたダイニングエリアが整い、小さな家と呼べそうなほど。しかも、ドライバーの好きなところへ移動し、駐車することができる。メルセデス・ベンツVクラス・マルコポーロは、タイヤの付いた小さな高級ホテルなのかもしれない。
この度、Vクラス全体でフェイスリフトを受けたことに合わせて、マルコポーロもアップデートされた。その中でも主役となるのが、エンジンとトランスミッションの刷新。EクラスやGLE、CLSにも搭載されているOM654型と呼ばれる4気筒ディーゼルが採用され、220dと300dの2グレード展開となっている。トランスミッションはメルセデス・ベンツ製の9速ATだ。
加えて衝突被害軽減ブレーキも標準装備され、エクステリアデザイン、インテリアデザインともにリフレッシュされている。2019年の夏休みを過ごすベストな相棒になってくれるのか、確かめてみよう。