2019年版 スーパーサルーン10選 ドイツ3強優位は変わらず
公開 : 2019.05.04 16:10
アルファ・ロメオ・ジュリア・クアドリフォリオ
ジュリア・クアドリフォリオはこのランキングの頂点をあと一歩のところで逃した。ハンドリングは素晴らしく、落ち着いた乗り味とゴージャスなルックスは、このセグメントでの優勝争いに必要不可欠だ。
フェラーリの手が入ったV6ターボも魅力のひとつだ。C63 Sに搭載されるメルセデス-AMG製のV8ほどのパワーやインパクトはないが、独特の持ち味がある。
しなやかでバランスが取れ、ダイレクトかつスポーツカーらしいフィーリングは他の4ドアでは味わえないだろう。
全体として、このクルマはアルファ・ロメオがスランプから抜け出すきっかけとなったように思える。ライバルと比較した上での相対的な欠点といえばキャビンだ。メルセデス-AMGやBMWのライバルと比べると安っぽい。