2019年版 スーパーサルーン10選 ドイツ3強優位は変わらず
公開 : 2019.05.04 16:10
BMW M3 CS
F80型M3はWLTPへの適合措置が取られることなく生産が終了した。現在残っているのは登録済み未使用車か、ディーラーの在庫車だろう。
もしこのクルマをお求めなら、最終型のM3 CSがおすすめだ。直6ツインターボのパワーは460psに引き上げられ、トルクはM4 GTSと同等だ。GTSゆずりのカーボン製ボディパーツが多様され、中でもカーボンファイバー強化樹脂のボンネットが特徴だ。そしてハイグリップなミシュラン・パイロット・スポーツ・カップ2が装着されている。
F80型M3や、その兄弟であるM4は、パフォーマンスの追求という非常に明確な目的を持っている。過度な誇張や横向きに走るのではなく、サーキットでも通用する正確性やボディコントロールを持つのだ。
スピードのスリルを追求するのであれば良いが、実力の90%以下で楽しもうとするならば、他のライバル車を選んだ方が良いかもしれない。