新型ホンダ・フィット、欧州はハイブリッドのみに 2020年導入へ

公開 : 2019.05.09 06:40

新型ホンダ・フィットの最新情報です。2モーター・ハイブリッドのi-MMDシステムが、小型車のフィットに導入されることが判明。発表は、10月の東京モーターショーです。

ライバルは、プジョー208

次世代型ホンダ・ジャズ(日本名:フィット)が、来年導入される。CR-Vのハイブリッド車に搭載される2モーターシステム「i-MMD」の進化版を搭載することから、イギリスで期待が高まっている。

10月の東京モーターショーで初公開される、英国ホンダにおけるベストセラー車の新型は、イギリス市場ではハイブリッド・パワートレインだけのラインナップになる見込みだ。これは、同社が表明した、2025年までに欧州で展開するすべてのモデルがハイブリッド車になるというアナウンスメントを裏付けるものである。

ホンダの八郷隆弘 代表取締役社長も、「2モーターハイブリッドシステムのi-MMDをホンダのモデルラインナップ全体に拡げていきます。現在、中・大型モデルに対応しているi-MMDに、新たに小型車向けのシステムを開発しました。この小型i-MMDは、今秋の東京モーターショーで世界初公開予定の新型フィットから採用します」と、事業方針説明会見で説明している。

今回撮影されたスパイショットは、カモフラージュを施されたプジョー208のライバルがテストする様子を写したもの。現行モデルの進化版という出で立ちで、車内空間を最大限に広げたアップライトなプロフィールと背の高いグラスハウスは健在だ。新意匠のライト類、丸みが強まったボディライン、バンパーとボンネットのデザイン変更が新型の特徴となっている。

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