自走での参加も可能

おそらく、このレースカーを準備するには3500ポンド（50万円）で事足りるだろう。eBayでは安いもので500ポンド（7万円）からC1が手に入るのだ。シトロエンは今までに30万台以上のC1を生産しており、まだまだ安い個体が手に入るチャンスはある。

シルバーストンのピットストレートは99台もの参戦車両によって完全に埋め尽くされ、ローリングスタート時は壮観であった。これが熱狂の24時間の始まりだ。13台がリタイアしたほか、ひとりかふたりのドライバーがペナルティを受けたが、わたしが見る限りこのレースは非常にクリーンかつフェアであった。

ルール上は家から自走で来て自走で帰るということも可能であり、いくつかのチームが実際にそうしていたようだ。しかし、2017年にAUTOCARチームがスパで参戦したときよりも真剣にレースに取り組んでいたようだ。報酬を受けて参戦しているひとはいないが、プロとして活躍するドライバーもいた。

われわれは一時は上から25位以内に入ったかと思えばあるときは下から25位まで転落したこともあった。しかし結果的には52位でフィニッシュすることになった。

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