ボルグワーナー、ジャガー・ランドローバーとの連携強化

公開 : 2013.05.24 11:02  更新 : 2017.06.01 01:53

ボルグワーナーはターボチャージャー・テクノロジーを、ジャガーランドローバーの次世代の4気筒エンジンに提供するとした。この新しいエンジンを製造するために、ボルグワーナーはブラッドフォードの築35年の工場を拡張する予定だ。この新しいセンターには、エンジニアリング、デザイン、シミュレーション、テスト、そして生産確認のためのラボが設置される。

ボルグワーナーは、将来にわたって研究開発と生産が行われるように、ハッターズフィールド大学で、ターボチャージャー・エンジニアリングの博士課程のコースも新設した。

ボルグワーナーのターボ・システムのジェネラル・マネージャーであるフレデリック・リサルドは、「特定の市場における開発と生産に投資することで、高品質の先進技術をボルグワーナーはジャガー・ランドローバーに提供する。ボルグワーナーのイノベーションに対する投資は、高い技術をもったエンジニアを育て、製造にかかわる仕事を増やすという、地域経済に寄与することになる。また、大学との協業は、ターボチャージの将来を考えた技術を高めるために重要だ。」

ジャガー・ランドローバーは、新製品のための生産設備を、毎年£27億5000万(4,200億円)、4年間に亙って投資するとしている。

ジャガー・ランドローバーの購買ディレクターであるイアン・ハーネットは「ジャガー・ランドローバーは、英国々内でのサプライ・チェーンを強化することに専念している。ボルグワーナーとの関連強化は、こと、われわれが革新的な開発を行うために、サプライ・チェーンとの協力は欠かせないという多いな例だ。」

4気筒のガソリンとディーゼル・エンジンは、2015年に始まることとなる。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事