ロードテスト マセラティ・レヴァンテ ★★★★★★★☆☆☆

公開 : 2019.05.19 11:50  更新 : 2019.06.05 19:05

使い勝手 ★★★★★★☆☆☆☆

インフォテインメント

レヴァンテのインフォテイメントシステムは、マセラティのタッチコントロールプラス(MTC+)と銘打たれたものだが、これはFCAのUコネクトをお色直ししたものだ。そのため、このクルマの機能の大半を操作し、情報を確認するのは8.4インチのタッチ式ディスプレイを介することとなる。ナビやオーディオはもちろん、Bluetooth接続、シートやステアリングホイールのヒーターなどもこれに含まれる。Apple CarPlayとAndroid Autoは標準装備だ。

オペレーションシステム自体に慣れるのは容易だが、1200万円級のクルマが積むインフォテイメントシステムに期待するほど滑らかには動かない。メニューの切り替えには明らかな遅れがあり、ナビのグラフィックは傑出しているとはいえない。Apple CarPlayやAndroid Autoのセッティングは容易だが、ショートカットボタンがないので、ラジオのチューニングやシートヒーターの温度調整などのメニューを呼び出そうとする際にはイラつかされることになる。

駐車

燈火類

LEDマトリクスヘッドライトは、ロービームのレベルは上々だが、ハイビームはこれまでテストした同種のものほど明るくなかった。自動減光の早さにも不満が残る。

ステアリングとペダル

エンジン縦置きにより、足元は極めて狭く、大きなペダルオフセットがある。絶対的に不快なということはないが、窮屈さは否めない。

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