マクラーレンGT発表 新型車のサイズ/内装/スペック 世界で受注開始

公開 : 2019.05.15 22:15  更新 : 2019.05.15 22:57

マクラーレンGT シャシー/スペック

マクラーレンGTのフロントとリアのオーバーハングは、これまでのマクラーレン・モデルよりも長いという。

しかし、フロントのアプローチ・アングルは10°(車両リフトシステムの作動時は13°)となっているため、路面に施されたスピード・パンブにも対応。また、路面と車体との隙間が110mm(車両リフトシステムの作動時は130mm)あるため、競合車と比較しても遜色がない実用性を確保した。「リフト」モードでは、主流のセダン同様の地上高になるという。

リアには、ボディと一体化した固定式リア・ウィング、大きなディフューザー、存在感のあるエグゾースト・テールパイプが備わり、スーパーカーの性能を備えたグランドツアラーであることを物語る。

サスペンションは軽量アルミ製ダブル・ウィッシュボーンで、油圧式のダンパーとの組み合わせでプロアクティブ・ダンピング・コントロールが可能となる。

サスペンションの制御には、720S用に開発された最適制御理論ソフトウェア・アルゴリズムが最も洗練された方法で受け継がれている。このアルゴリズムがセンサーからのインプットを通じて路面を「読み」、次に起こりそうなことを解釈し、わずか2ミリ秒で予測して適切な対応を行うという。

ボディの挙動は、基本的には乗員の快適さを優先したものとなっており、接地荷重と路面との接地面は、グリップ・レベルが向上するように、つねに最適な状態に変更される。なおアクティブ・ダイナミクス・ハンドリング・モードは、「コンフォート」「スポーツ」「トラック」を用意した。

エンジン:M840TE4.0ℓV8ツインターボ
トランスミッション:7速SSG

最高出力:620ps/7500rpm
最大トルク:64.2kg-m/5500-6500rpm
0-100km/h加速:3.2秒
0-200km/h加速:9.0秒
最高速度:326km/h

「GT」は、全世界のマクラーレン正規販売店を通じて現在注文を受け付けており、顧客への納車は2019年末から始まる予定だ。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事