VW 電気自動車IDファミリー、ワゴン・モデル検討中
公開 : 2019.05.17 12:34
VWのEV「ID」シリーズは、まずハッチバックが発売され、クロスオーバーが続く予定です。2022〜23年に始まる第2期のラインナップではワゴンも検討されていることが判明!
もくじ
ー ステーションワゴン 忘れていない
ー 第2期 2028年までに15車種
ー EVシティカー 約250万〜280万円に
ステーションワゴン 忘れていない
フォルクスワーゲンの電気自動車IDファミリーで検討されている派生モデルの1つに、ワゴンがあることがわかった。2022〜23年から始まる第2期のラインナップとして計画されているようだ。
これまでフォルクスワーゲンは、新開発のMEBプラットフォームを使ったいくつものコンセプトカーを公開してきた。それらの中でハッチバックとクロスオーバーが、第1期に市販される電気自動車のラインナップとなる。
VWはまず、クロスオーバーに注力している。それが世界の重要な3つの市場、すなわち中国、欧州、米国で人気が高いからだ。ワゴンに人気があるのは、その中で欧州のみである。
「第1期の市販モデルでは、主要市場に注力しなければなりません。しかし、こう言えばいいでしょうか。わたしはステーションワゴンが好きですし、そのことを忘れていません」
ロンドンで開催されたイベントで、VWのeモビリティ部門を率いるトーマス・ウルブリッヒはAUTOCARにそう語った。