新型マツダ3(アクセラ後継)日本発売 価格/エンジン/内装/スペックを解説
公開 : 2019.05.24 11:00 更新 : 2019.05.24 12:32
新型マツダ3 オーディオの進化
車両の装備で注目したいのがオーディオ・システムの刷新だ。マツダ3では標準オーディオで音量の大小にかかわらず高音質なサウンドを届けることをテーマに、スピーカーの配置が根本から見直された。
なによりもボディ自体の遮音性能を高める構造とし、オーディオを楽しめる車体を作り上げている。これまではフルレンジ・スピーカーをドアにマウントするのが一般的だったが、キャビン隅にあたるフットスペース横にエンクロージャーに収めたウーハーを配し、高域を担当するツイーターはドア上のサイドウインドウ前端に、中域スピーカーは前後ドアの上方にレイアウトすることにより、鮮明なサウンドを8スピーカーで実現。
実際に聞いてみると標準オーディオと思えぬ忠実な音再現性と臨場感に驚き、標準装備品をここまでレベルアップしたことは特筆したい。またドアに中高域スピーカーだけが付くため、大音量時でも車外へ低域の音漏れがほとんどなくなったことも見逃せない。
より高音質な再生を望む方に向けてBOSEと共同開発し、音質を飛躍的に向上させたオーディオ・システムもオプションで用意。こちらではインパネ上にセンター・スピーカー、後席左右コーナーにサテライト・スピーカー、さらにファストバックではスペアタイヤ部分、セダンではパッケージ・トレイ部分にサブウーハーが置かれた12スピーカー・システムを採用。原音に忠実なきめ細かなサウンドを楽しむことができる。