ディスカバリー・スポーツ ランドローバーがフェイスリフト 魅力さらに拡大
公開 : 2019.05.23 10:45
変わらぬオフロード性能 最新のテレインレスポンス2
他のモデルはすべて四輪駆動にZF製9速オートマティックギアボックスを組み合わせており、このギアボックスの改良だけで、2%の燃費改善を達成しているという。
フェイスリフト版登場時点で最高の動力性能を誇るのは、250psのパワーと37.2kg-mのトルクを持ち、0-97km/h加速を7.1秒でこなすP250 MHEVであり、その他にも、それぞれ181psと240psを発揮するディーゼルと、200psのガソリンエンジンがラインアップされることになる。
イヴォーク同様、四輪駆動システムには、ランドローバーが誇る最新のテレインレスポンス2が組み合わされており、4つのドライブモードを備えるとともに、オートを選べば、自動で路面状況を検出し、最適なモードを選択してくれる。さらに、ドライブライン・ディスコネクトによって、安定したクルージング状態では前輪だけにパワーを伝達することで、さらなる燃費向上を図ることも可能だ。
すべてのモデルがコイルスプリング仕様となり、路面状況に応じてダンパーの減衰力を調整するアダプティブ・ダイナミクスシステムが組み合わされる。
フェイスリフト前後でボディサイズはほとんど変わっておらず、全長は2mm短い4597mm、全高は3mm高い1727mmとなる一方で、全幅はミラー折畳み時で2173mmとまったく同じ寸法となっており、2741mmのホイールベースにも変更はない。
フェイスリフト版でも、そのオフロード性能に抜かりはない。新たなドライブモードシステムに加え、212mmのグランドクリアランスと、25度のアプローチアングル、30度のデパーチャーアングル、そして20度のブレークオーバーアングルをそれぞれ確保している。
さらに、このクルマは2500kgの牽引能力を誇るとともに、オプションとして、牽引時のコーナリングをサポートするアドバンス・トーアシストを選択することも可能だ。