フェラーリ488ピスタのV8 国際エンジン&パワートレイン・オブ・ザ・イヤー受賞

公開 : 2019.05.23 18:03

フェラーリのV8ユニットが、国際エンジン&パワートレイン・オブ・ザ・イヤーで、総合タイトルを獲得しました。跳ね馬にとって、4年連続の受賞となります。

パフォーマンス・エンジンのほか、2種のカテゴリーでも

第21回インターナショナル・エンジン&パワートレイン・オブ・ザ・イヤーが発表され、フェラーリのV8エンジンが、総合タイトルを獲得した。

対象となったのは488ピスタが搭載する3.9ℓV8ターボ(最高出力720cv)で、フェラーリとして4年連続の総合タイトルを獲得。同アワードの歴史において、他のエンジンが実現したことのない偉業を達成したことになる。

ハイブリッドパワートレインを公正に判断すべく、排気量カテゴリーから出力カテゴリーに変更されたことに伴い、フェラーリのV8はさらに2つのカテゴリーで賞を受賞した。

本エンジンは、出力650ps超えのカテゴリーで最高のパワーユニットに選ばれ、ポルトフィーノ(600cv)とGTC4ルッソT(610cv)のパワーユニットが550-650psカテゴリーで賞を受賞している。

ドイツ・シュトゥットガルトでの授賞式を終え、同社は国際エンジン&パワートレイン・オブ・ザ・イヤーの受賞数が、通算31賞となった。

フェラーリ488ピスタ エンジン技術諸元

エンジン型式:90°V8ターボ
総排気量:3902cc
ボア&ストローク:86.5x83mm
最高出力:720cv/8000rpm
最大トルク:78.5/3000rpm
最高許容回転数:8000rpm
圧縮比9.6:1
燃料消費量12.4ℓ/100km
CO2排出量:282g/km

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