新型BMW1シリーズ発表 実用性に重点 FF化も走りを追求

公開 : 2019.05.28 02:50

ヨヘン・シュマルホルツにインタビュー

――なぜ前輪駆動に?

「お客様の希望を聞いていると、室内空間、快適性、リアシートの居住性などが挙がりました。それを踏まえた上で使用するアーキテクチャを考えた場合、前輪駆動化が最適だと判断したのです」

――後輪駆動であることが1シリーズの特徴だったのでは?

「確かにお客様はスポーティなデザインや走りを好んでいました。それは守らなければなりません。最も大きな困難だったのは、後輪駆動に近い走行特性を再現することです。ここに多くの時間、資金、労力を費やしました」

――内装のテクノロジーに注力した理由は?

「これは若いお客様への訴求力を高めるために重要です。1シリーズはBMWの中でも最も若年層に好まれています。後退駐車支援装備など、フラッグシップにも搭載されたばかりの最新機能を取り入れました」

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