シトロエン新型SUV、C5エアクロス日本発売 新世代ハイドロ/価格/サイズ/内装
公開 : 2019.05.28 16:45 更新 : 2021.03.05 21:42
C5エアクロスSUVのインテリア
インテリアでは静粛性が大きなトピックだ。C5エアクロスSUVでは、遮音性ラミネートをサンドイッチしたフロントサイドウインドウを採用している。
またバルクヘッドなどに入念な防音材を設置し、ロードノイズ、ウインドノイズを軽減。静粛性を高め、乗り心地と相まって「繭に包まれたかのような快適さ」を乗員に提供するという。
水平基調のダッシュボードはスムースな素材とフィニッシュが取り込まれ、シートトリムと合わせたカラーで統一感を持たせた。
ダッシュボードやドアハンドル、コンソールなどにはステッチのアクセントが備わり、ピアノブラックと落ち着きある光沢のクロームがアクセントに。視覚的にも広々として開放感と、車両感覚の掴みやすさを追求している。
12.3インチ・デジタルインストルメントパネルのフルデジタルメーター、ダッシュボード中央には8インチタッチスクリーンが配され、エアコン操作、メディア再生、ナビゲーション(オプション)など多彩な情報を指先で直感的にコントロールできるのも、ブランドの近代化が生んだ成果である。
また、実用性についても配慮され、通常の後席ポジションにおけるトノカバー下のラゲッジスペースが580ℓ。リアシートをスライドさせると670ℓに拡大。リアシートをすべて折りたためば、1630ℓというスペースが現れる。
さらに、スマートキーを携帯していれば、リアバンパーの下で足を動かすだけで自動的にテールゲートが開く「ハンズフリー電動テールゲート」を装備。スマートキーおよびダッシュボードのボタン操作でもゲートの開閉が可能となっている。
新しいトピックであるAQC(エアクオリティシステム)は、車内の空気を安全で、匂いのない状態に自動的に保つダイナミック・エアフィルターシステムだ。COやNOxなども含め、外気の汚れが一定レベルを超えたとセンサーが検知した場合に、自動的に内気循環に切り替える。また、アクティブカーボンフィルターによって、花粉や埃、PM2.5などの微細な粒子を取り除き、室内を清浄な空気で満たすことができる。女性オーナーには嬉しい機能だろう。