欧州ホンダ 量産EV「ホンダe」、サイドカメラを標準装備 カメラモードは2種
公開 : 2019.05.28 19:47
ホンダ初の量産EV「ホンダe」には、サイドカメラが標準搭載されることが判明。ヨーロッパでは、すでに予約受付けが始まりました。カメラモードについての情報も。
ノーマル・モード/ワイド・モード
欧州ホンダは、新型EVシティカー「ホンダe」がサイドミラーではなく、サイドカメラを標準装備すると認めた。
2017年のフランクフルト・モーターショーに、アーバンEVコンセプトとして登場した際も、カメラ・システムを搭載していた本モデル。ホンダは、伝統的なサイドミラー・タイプと比較して、エアロダイナミック・ドラッグ(空気抵抗)が概ね90%低減すると説明している。
同社は、クルマ全体でみても効率性が3.8%改善されるとしており、これが航続可能距離を伸ばすことに大きく貢献すると考えている。
また、ホンダeのカメラシステムは、2つのモードを用意している。ノーマル・モードと、ワイドモードの2種類である。
後者は視野を拡大するもので、一般的なミラーと比較して少なくともブラインド・スポットが10%減少すると主張。また特殊な撥水コートにより、視界が水滴によって遮られることを防ぐ仕掛けになっている。