AUTOCARアワード2019 デザイナー賞 ローレンス・ヴァン・デン・アッカー
公開 : 2019.06.02 07:50 更新 : 2019.06.03 08:54
番外編2:重要なモデルたち
ルノー・デジール
ヴァン・デン・アッカーが最初に創り出したこのゴージャスなコンセプトモデルは、2010年以降のルノーデザインの方向性を示すとともに、すべてのモデルレンジに適用される、「サイクル・オブ・ライフ」のアイデアを表現していた。
ルノー・クリオ4
デジールのデザインから影響を受けた最初の量産モデルであり、市場から熱狂的に受け入れられたモデルだ。「簡単に見えるかも知れませんが、実際はそうではありませんでした」とヴァン・デン・アッカーは話す。
ルノー・キャプチャー
BセグメントSUV市場を創り出したこのモデルは、クリオとデジールの持つ高いデザイン価値が、いかにこの小さなソフトローダーにも反映することができるかを見事に証明しており、大成功を収めている。
ルノー・トレザー
もうひとつの2シーターコンセプトモデルだが、デジールよりもはるかに先進的な存在として、電動パワートレインと自律運転機能を備えている。刺激的な未来を象徴するデザインだ。
ルノーEZ-GO
2018年発表のこのコンセプトモデルは、携帯電話で呼び出し可能な、四輪操舵システムを備えた6シーターのアーバンシャトルだった。自律運転モデルのデザインも、決してつまらないものではないということを示している。
ルノー・クリオ5
ヴァン・デン・アッカーがルノーで初めて手掛けたクリオ4に替わるこの5代目では、先代の強みをさらに活かすとともに、「課題の克服」を目指している。完ぺきなデザインなど存在しないと、このクルマのデザイナーは言う。