第3世代ミニは中国でも生産
公開 : 2013.05.29 11:01 更新 : 2017.06.01 01:54
シティのアナリストによれば、第3世代のミニは中国でも生産が行われる予定だという。バーンスタインのアナリストも、新しいミニとBMWのFWDモデルが、中国の北西、瀋陽にある鉄西工場で生産されるとレポートしている。バーンスタインによれば、すでにBMWはそのためのスペースを確保しているという。
中国でFWDファミリーを製造するにはそれだけの理由がある。
まずひとつめが2010年から昨年とを比較すると、ミニの売上は大幅に伸び、いまでは世界第4位の売上を上げるまでになってきた。
2つめの理由は地元で生産することによって、輸入割当をコントロールすることができるということ。ミニを現地で生産することによって、より大きなBMWのモデルの輸入枠を確保することができるのだ。
現在、ミニは、オックスフォード工場およびオーストリアのマグナで生産されている。第3世代のミニは、元三菱の工場だったオランダのネッドカーでも生産が行われる予定だという。
中国での生産分は、中国のみの消費にまわされることになる。