もっとも醜いフェラーリ? 世界に1台、ザガート制作 落札予想5000万円超え
公開 : 2019.05.30 12:05 更新 : 2020.12.08 18:48
落札予想価格は約5200万〜5800万円
そして今、あなたが望めば(そしてそれなりの資金を用意できれば)この唯一無二の跳ね馬を手に入れることができるかもしれない。2009年にこのクルマを購入した現在のオーナーであるドイツ人コレクターが、RMサザビーズのオークションで売却するというのだ。
ドイツのモデナ・モータースポーツ社によって整備を受け、新車同様のコンディションとなっている車台番号10659は、5月25日にイタリアのコモ湖畔で開催されるヴィラ・エルバのオークションに出品される。大いに注目を集めるに違いないこのクルマに、あなたも入札することができるのだ。
落札価格は、42万5000〜47万5000ユーロ(約5200万〜5800万円)の間になるとRMサザビーズは予想している。
その来歴や、状態が良い「普通の」330GTCが50万ユーロをくだらないことを考えれば、まず間違いなくお買い得と言えるだろう。しかも、ザガート製ボディを持つ数少ないフェラーリの1台なのだから。
多数のクルマが出品されるオークション会場でも、見逃すことはないだろう。なにしろ目立つことは間違いないからだ。