サファリ仕様のブルーバードも 26台のレア車が参加 Bless的趣味車ツーリング Vol.19

2019.5.26

サファリ仕様のブルーバードをはじめ、26台のレア車が参加。恒例の「Bless的趣味車ツーリング」をレポートします。今回は富士山を巡るルートで、快適なオープンロードを楽しみました。

text & photo:Hidenori Takakuwa(高桑秀典)

「日帰り」だけでなく一泊ツーリングも提案

毎年、春と秋に行われているBless的趣味車ツーリングは、横田基地に面したスペシャル・ショップ『オートモービルアシスト・ブレス』が企画・実施しているクルマ旅。今回で19回目となった。ここ数年、春は日帰りツーリング、秋は熱海HISTORICA G.P.への参加を目的とした日帰り/一泊ツーリングという内容で開催されている。去る5月26日に行われた春のクルマ旅には、全26台の新旧趣味車が参加した。

ユーザー同士が交流を深めることも開催目的のひとつ

全国各地のクラシックカー・ラリーに積極的に参戦していることで有名なオートモービルアシスト・ブレスの加藤代表は、岡山を走行ステージとしたベッキオ・バンビーノ2018プリマベーラのVクラス=1965年までのヴィンテージ&ヒストリック部門で優勝したこともある、クルマ旅の楽しさをよく知る生粋の趣味人。そのため、自社ユーザーを中心とした自動車趣味人にも走って楽しめる場を提供したいと思い、ツーリングを定期的に企画しているのだ。

「気軽に購入できるクラシックカーの入門モデルからベテランの自動車趣味人にもご満足していただける名車までをブレスでは販売・整備していますが、お客様の中には初心者の方も多く、せっかく稀少車を買い、いざステアリングホイールを握ったとしても、自宅の周囲を軽く走るのがせいぜい……といった話を以前からよく聞いていました。皆さん、クルマはお好きなんですが、愛車での遊び方が分からなかったり、クラシックカーのイベントは敷居が高くてエントリーしづらいと思っていたんですね。もっと楽しみたいけれども先に進めない状況になっていたのですよ。そこで、ブレスのスタッフと一緒に走ればツーリング中に何かあってもすぐ対応できますし、皆さんを一歩先へ導くことによってさらに楽しんでいただけ、お客様同士の交流をもっと深めることができるのではないか、と思ってBless的趣味車ツーリングを始めました」と加藤代表は語る。

富士山とその周辺の美しい景色の中を走破

今回で第19回目となったBless的趣味車ツーリングの目的地は富士山で、参加者たちはまず中央自動車道の八王子インターチェンジ近くに集合し、ここで加藤代表が挨拶。ミーティング後に愛車に戻った参加者たちは順次スタートし、中央自動車道を走って大月ジャンクションを目指した。法定速度を守りつつ、各々のペースでクルージングを楽しんだ一行は、その後、富士吉田線を河口湖方面へ進み、谷村PAで小休止。そののち総勢26台の車列で山中湖インターを目指した。

山中湖インターで一般道へ下りた参加者たちは、第一の目的地である道の駅 すばしりへ向かい、ここでランチタイムとなった。次なる目的地は富士山樹空の森で、こちらで恒例となっている撮影会を実施。再スタート後、富士スピードウェイ、明神峠、三国峠、パノラマ台を経由して道志みちに入り、道の駅 どうしにて散会となった。

次回のBless的趣味車ツーリング Vol.20は、来たる10月19日から20日に開催される熱海HISTORICA G.P. 2019を目的地として実施される予定なので、今回と同じように楽しいひとときを過ごせるだろう。

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