ロータスの電動ハイパーカー「タイプ130」 発表は7/16 AUTOCAR予想図

公開 : 2019.06.03 21:10

快適性を削ぎ落としたモンスターではない

キャビンは多くのカーボンファイバーで囲まれ、デジタル・インストゥルメントを装備する。だが、タッチパネル式のインターフェイスではなく、古典的なスイッチが備わる。「路面から目を離さずに、操作できる方がよいからです」とカーは説明する。

カーによれば、車内はフォードGTアストン マーティン・ヴァルキリーよりも広く、肩まわりのスペースも余裕があるという。ペダルを前後させるのではなく、調整可能なシートを装備するようだ。

「われわれは、プレスティージとラグジュアリーの最適なバランスを得ようとしています」と、カーは語った。

「しかし、同時に非常に高性能なパフォーマンスカーであることも明確にする必要があります。快適性を削ぎ落としたサーキット走行用のモンスターだとは思って欲しくありません。もっと実用的です。しかし、同時にわれわれはブガッティのようなクルマを作りたいとは思ってません。ロータスらしいクルマでなければなりません」

他の優れた装備としてはリアビュー・カメラがある。シザー式ドアに装備された電動のポッドが展開し、後方の映像を車内のスクリーンに映し出す。マクラーレン・スピードテールに採用されるシステムとよく似ている。「後方視界については、ずっと不満を感じていました」とカーは認めた。「なんとかしようとずっと取り組んできたことです」

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