「中国のイーロン・マスク」 Nio社CEOインタビュー 新たなユーザー体験重視
公開 : 2019.06.08 09:50
番外編1:Nioハウスをご紹介
結局のところ、14カ所で運営されているNioハウスは、テスラのショールームと同じように見えるかも知れないが、それでも、この場所こそが、さらなる価値をユーザーに提供したいと考える、このブランドのコンセプトを体現している。
つまり、テスラ・ストアには、コーヒーショップもなければ、膨大な非自動車関連の書籍を含めた、広範囲な内容の読書を楽しむことのできる図書館や、インストアショップ、子供向けのプレイエリア(「ジョイ・キャンプ」と呼ばれている)、さらには、ミーティングルームなど存在しないということだ。
こうした施設こそが、まさにNioのプレミアムブランドとしての価値を高める、効果的な方法であり、例え、クルマと同じくらい、ライフスタイルグッズの販売を行っているにしても、寛ぐことのできる素晴らしい空間となっている。
多くのひとびとで賑わう上海のショッピングストリートにあるNioハウスで、カプチーノを楽しんだが、間違いなく、もう少し先にあるスターバックスのリザーブ・ロースタリーよりもリラックスすることができた・・・