BMW じつは多い小型車 歴史を振り返る 前編
公開 : 2019.06.08 05:50
イセッタ250/300(1955年)
BMWは3/20以降も1934年に発売された309などの小型車開発を続けてはいたが、その主眼は直列6気筒エンジンを搭載するより大型のモデルへとシフトしていた。しかし、1955年に発売されたイセッタでエントリーモデルへの注力を再開した。基本的なデザインはイソが担当したが、BMWの手により1気筒の空冷エンジンが搭載された。
経営陣はブランドイメージ維持のため超小型車のラインナップ拡大をしなかった。しかし、奇跡的にこのモデルがBMWの倒産回避に一役買ったのだった。