4億円超え 1950年代のフェラーリ/ポルシェ 高額落札の要因「普遍性と稀少性」
公開 : 2019.06.07 11:50 更新 : 2020.12.08 18:48
フィアット8Vクーペ・ザガートは約2億円
実際、3番目の高値を付けたクルマは、1位のフェラーリの半分以下で買えたのだ。とはいえ、1965年製アストン マーティン・ショートホイールベース・ヴォランテの落札額は180万5000ユーロ(約2億1900万円)と、ポケットマネーで足りる人は少ないだろう。しかし、予想落札価格が150万ユーロ(約1億8200万円)だったことを考えれば上々だ。
第4位は1955年製フィアット8Vクーペ・ザガート。生産台数26台中の1台だ。コーチビルダーのザガートが100周年を迎えた今年、落札価格は予想を上回る177万1250ユーロ(約1億9800万円)だった。
第5位は1931年製ブガッティ・タイプ50ロードスター。「ロード&トラック」誌の1958年7月号で表紙を飾ったクルマだ。予想をわずかに上回る141万1250ユーロ(約1億7100万円)で落札された。