新型ベントレー・フライングスパー 超高級スポーツサルーンに 最高速333km/h

公開 : 2019.06.11 19:23

0-97km/h3.7秒、最高速333km/h

フライングスパーベントレーおなじみのW12ツインターボを新世代向けに改良して搭載している。この6.0ℓユニットは635ps、91.8kg-mを発生し、97km/h加速は先代より0.7秒速い3.7秒、最高速度は333km/hに達する。新たな8速DCTの採用により、「スムーズかつ洗練された加速、素早いギアシフト、そして燃費の改善」を実現する。

洗練性の向上、排出ガスの低減、パワーおよびトルクの特性を改善するため、エンジンには高圧および低圧の2種類の燃料噴射装置が取りつけられている。これにより、ピークトルクの91.8kg-mをわずか1350rpmから発生する。先代は2000rpmで81.6kg-mであった。さらに、3000rpm以下の巡航時には半分の6気筒を休止することで効率性を高めている。

W12が最初に発売されるが、その後エントリーレベルのV8が追って追加される。その後にはV6のプラグインハイブリッドがラインナップを補完する。これは8月に登場予定のベンテイガ・ハイブリッドに続く2番目のハイブリッド車だ。

ベントレー初となる四輪操舵機構も搭載される。これは高速域でのスタビリティを高めるとともに、市街地での取り回しにも貢献する。低速域では前後輪は逆位相に、高速域では同位相に操舵される仕組みだ。

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