人生の休憩時間 「名車再生!」元有名司会者エド・チャイナの生き方
公開 : 2019.06.16 18:50
プレゼンターよりプロデューサーに
「わたしが実車で遊べる歳になると、家の前をワークショップにしてしまっても文句を言わずに見守ってくれました。隣人たちは快く思っていないようでしたが、彼女はわたしのやりたいことを理解してくれたのです。わたしがバスに住みたいと言えばそれを許してくれました。安全かつ楽しければそれで良いのです。このおかげで、わたしは自走式ソファーの製作からハリウッド進出まで素晴らしいキャリアを歩むことができました」
古いクルマを走るように修理するには、時には手荒な作業も必要となる。しかし、チャイナの完璧主義が邪魔をすることもあったようだ。それはテレビでのキャリアにも影響を与えたと彼は振り返る。「わたしは司会者として訓練を受けたわけではありませんし、伝えたいことを的確に表現するのは難しいのです」
「実際、わたしにはプレゼンターよりもプロデューサーの方があっているのではないかと思うことも度々あります。他のひとが満足していても、もう一度やればさらに良い結果が出るのではないかと常々考えてしまうのです」
これこそがチャイナが再びテレビに出演することを急がない理由だ。彼は他に多くのプロジェクトを抱えており、カメラの前に再び姿を表す暇もないという。