ジープ・グランドチェロキー 100台限定「トレイルホーク」に試乗 

公開 : 2019.06.12 17:10

どんな感じ?

シックかつスポーティな内・外装デザイン

実車のエクステリアを眺めると、ボディはブラックだが牽引フックやロゴの縁どりといった各所に差し色の赤いアクセントが入っているが、黒/赤のコントラストを和らげるためにグリルやアンダーグリルには艶消しグレーとなっている。いわば地味ハデで渋い、色づかいだ。

ちなみにフロントフェンダーには「トレイルレイティッド」という、過酷なトレイルを通じて課された性能試験をクリアしたモデルにしか与えられない、地色がレッドのバッジが付いていて、さりげなくグランドチェロキーの中でもパフォーマンスモデルであることを主張する。18インチのホイールもトレイルホーク専用仕様で、265/60R18のオールテレインタイヤを履く。

インテリアもブラックと濃いグレーを基調としながら、赤いステッチがほどよいアクセントになっている。レザーだけでなく座面などに人工スエードがあしらわれた大ぶりのシートは、適度に身体を包み込み、滑りにくいホールド感。

センターコンソールのスイッチ類は、扱いやすい大型ダイヤル×3を配しつつタッチスクリーンまで縦長にまとめられ、水平方向に視線を走らせなくてよい分、扱いやすい配置といえる。

メーターパネル内には7インチのマルチビュークラスターが嵌め込まれ、プライオリティの高い情報をドライバー正面に示す。クロームのインサートによる高級感を醸しつつも、国産車や欧州車に比べてどこか大らかで余裕ある着座感は、ジープのフラッグシップSUVならではのものだ。

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