アルピーヌA110S発表 ブーストアップで292psに 足回りも変更

公開 : 2019.06.14 10:15  更新 : 2021.05.13 12:00

乗り心地維持 専用装備を追加

車両重量は1103kgから1114kgへと若干増加している。アルピーヌで車両開発を指揮するジーン・パスカル・ドースによれば、「高速域でのスタイビリティと正確なハンドリング」を追求したという。それに加え、「日常使いできるクルマです。毎日使えない硬すぎる乗り心地はアルピーヌとは言えません」と語った。

メカニカル面の変更に加え、A110Sには専用のスタイリングが与えられている。リアピラーのカーボンおよびオレンジの装飾、オレンジのブレーキキャリパー、それに専用ホイールなどが特徴となる。車内では、シート表皮やステッチが変更されるほか、レザーステアリングおよびアルミ製ペダルが装着される。

カーボンファイバー製ルーフを選択することもでき、1.9kgの重量削減につながる。A110Sの受注はすでに開始され、今年末までには納車が開始される。

車両本体価格は5万8700ポンド(806万円)となる。標準のA110は4万6000ポンド(632万円)からだ。

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