「ホンダe」パワートレインの仕様公開 100ps以上、200km走行可能
公開 : 2019.06.14 13:00
「安価すぎない」価格に
ホンダはこのレトロなスタイリングはアップル製品のような魅力を持つと考えている。アーバンEVにも近いデザインだが、後部ドアが追加されている。技術仕様については明かされていないが、100ps、30.6kg-m「以上」であると語られている。
ジャズ(フィット)と比べわずかに短く、ミニのハッチバックよりも100mm前後高いと見られている。AセグおよびBセグ用に開発されたプラットフォームを使い、パナソニック製バッテリーを搭載する。リアに搭載されたモーターがリアを駆動し、タイトなコーナーではトルクベクタリング機能により優れたハンドリングを実現する。
空気抵抗削減のため、ドアミラーがカメラになるだけではなくドアハンドルも格納式になるという。コクピットは2枚の12インチのタッチスクリーンを中心とし、そのダッシュボードは木目調パネルで覆われる。シート表皮はポリエステルだ。
eは日本で生産され、2019年後半には欧州の一部地域で発売、その他では2020年に発売される。もちろん日本も販売対象地域だ。人見は、安価であることは「重要」としているが、「低価格は必ずしも成功を約束しません。アップル製品は安くないですが、みなが欲しがる付加価値を持っているでしょう。われわれは電気自動車についても同じことがいえると考えています」と付け加えた。