アストン マーティンAM-RB 003 正式名は「ヴァルハラ」に 北欧神話から命名
公開 : 2019.06.18 20:45
パーマーCEO ヴァルハラへの想い
車名の頭に “V” がつくアストンの伝統は、その系譜を1951年まで遡ることができる。当時生産されていたDB2のハイパフォーマンス・モデルに、ヴァンテージという名称がつけられたのがその始まり。ヴァンテージのエンブレムが実際の車両に装着されることはなかったが、その名称は後世へと受け継がれた。
最近発表されたヴァンキッシュ・ビジョン・コンセプトとともに、ヴァルハラは、70年の歴史を備えた誇り高い “V” ネーム戦略を継承し、ウルトラ・ハイパフォーマンスカーの1台として、力強い印象を与える。
アストン マーティン・ラゴンダのアンディ・パーマーCEOは、次のようにコメントしている。「アストン マーティンのモデル名は、常に多くの人々の注目を集めています。その理由は、モデル名にはそれを製作した人々の感情やストーリーが込められているからです。ヴァルキリーに続くアストン マーティン・ヴァルハラは、車名そのものが力強いメッセージを発信すると同時に、弊社の他のモデルとの明確な繋がりを示す必要がありました。北欧の神話には、AM-RB 003にふさわしい奥深いストーリーとメッセージが含まれています。先に発表されたヴァルキリーも、同様の理由で北欧神話から名称が採用されました。ヴァルハラを所有する幸運なオーナーは、この名称に込められた栄光の歴史に思いを馳せ、喜びに浸ることができると確信しています。アストン マーティン・ヴァルハラのコクピット以上に神聖な場所は、ほとんど存在しないでしょう」