新型プジョー2008発表 大型化とともにEV「e-2008」設定
公開 : 2019.06.20 13:15 更新 : 2019.06.20 17:30
プジョー2008が、モデルチェンジ。1.2ℓガソリン、1.5ℓディーゼル、EVの「e-2008」を揃えました。内外装が大きく変わり、508などから引き継いだ安全装備が装備されています。
もくじ
ー ガソリン、ディーゼル、EVを設定
ー 上級車種ゆずりの装備多数
e2008 実車写真18枚
プジョーはSUVの2008を発表し、EV仕様を新たに設定した。先代よりも20mm低く140mm長くなり、4.3mの全長は3008よりも150mm短いだけだ。ホイールベースが60mm延長されたことにより、荷室が10ℓ拡大して434ℓとなるとともに、後席のレッグルームが広くなっている。
208やヴォグゾール・コルサ、DS3などと同じCMPアーキテクチャを採用し、PSAのガソリンエンジンや新しい電動パワートレインを搭載する。全車が前輪駆動となるが、オプションでグリップ・コントロールとよばれるトラクションコントロールが用意される。
1.2ℓの3気筒ターボエンジンはグレードにより100ps、130ps、155psとなり、6速MTまたは8速ATを選択できる。その他には100psの1.5ℓ4気筒ディーゼルも設定されるが、これは6速MTのみの組み合わせだ。
EVのe-2008は138ps、26.5kg-mを発生する1基のモーターにより前輪を駆動する。50kWhのバッテリーを搭載し、WLTPサイクルで309kmの航続距離を持つ。これはより小型で軽量な208よりもわずかに短い。
100kWの急速充電により、80%までの充電時間はわずか30分だ。回生ブレーキは2段階の設定が可能で、より効率的な発電を求めることも、ガソリン車に近いフィーリングを望むことも可能だ。