車名に秘められたゆえん 23選 前編 アルファ「ミト」からVWの「気象の名前」まで
公開 : 2019.06.22 05:55 更新 : 2021.03.05 21:42
シボレー「カマロ」
シボレー・カマロが登場した1967年当時、シボレーの量産モデルの殆どが「C」の頭文字から始まる名前を持っていた。開発時はプロジェクト・パンサーと呼ばれていたクルマへ与える名前のために、ブランディング・チームは2000語位上のCから始まる単語リストを作ったという。その中にはブランディング・チームが独自に作り出した造語もあり、その中にカマロ(Camaro)が含まれていた。
スペイン語のようにも聞こえるが、どの言語圏でも特に意味を成す言葉ではないようだ。シボレーがカマロの発表時に集まったジャーナリストへ、カマロはマスタングを捕食する小さく凶暴な動物です、と説明した話を、ご存知の読者もいるのではないだろうか。