画像で紹介 ミドエンジン車66選 後編
公開 : 2019.06.23 16:50
No.55〜No.58
SSCアルティメット・エアロ(2006年)
短期間ではあるが、414km/hという市販車最高速度記録を保持していた。V8ツインターボは1200ps、151.3kg-mを発生する。2013年に生産が終了したものの、後継車のトゥアタラは未だ発売されていない。
ジャガーC-X75(2010年)
ジャガーが2010年ジュネーブ・サロンにおいてこのモデルを発表した時、ウィリアムズF1との協業により市販化が有力とされていた。70万ポンド(9600万円)前後で250台ほどの生産が予定されたが、世界的な不況により2013年に中止された。最近このクルマをデザインしたイアン・カラムの退社が報じられたが、彼はこのクルマの開発中止について「ジャガーでのキャリアで最も悲しかった」と語っている。
パガーニ・ウアイラ(2012年)
ゾンダ後継車の開発は用意ではなかっただろうが、パガーニはさらに美しく速く運転しやすいクルマを送り出した。メルセデス-AMG製V12ツインターボを搭載し、最高速度は383km/hに達する。
アルファ・ロメオ4C(2013年)
4Cこそがアルファ・ロメオに求められていたクルマといえる。カーボンファイバーの車体に1750ccターボを搭載するこのクルマはアルファ製エリーゼだ。しかし高価であったことに加え、ハンドリングはそれほど良くなく、MT設定もなかったことが販売不振の原因だろう。