スコダ・オクタビアvRS
公開 : 2013.06.06 12:04 更新 : 2017.06.01 01:54
第3世代のスコダ・オクタビアvRSは、その歴史の中で最速のオクタビアだ。サルーンとエステートの2つのボディが用意され、ガソリンとディーゼル、両方のエンジンが搭載される。ガソリン・エンジンはゴルフGTIから移植された217bhpの2.0ℓ、ディーゼル・エンジンはゴルフGTDから移植された181bhpの2.0ℓだ。共に、6速マニュアルが標準で、6速DSGはオプションとなる。ガソリン・エンジン・バージョンのパフォーマンスは、0-100km/hが6.8秒、そして最高速度は248km/hだ。ディーゼル・エンジン・バージョンは、0-100km/hが8.1秒、最高速度は232km/hだ。
燃費は前モデルのvRSよりも19%向上しているという。また、トラクションを増やしアンダーステアを解消する電子制御のXDSディファレンシャルと、スポーツ・サスペンションが標準装備となる。また、ステアリングもプログレッシブでクイックなものが与えられている。
オクタビアvRSは、そのスポーティなルックスでスタンダードなオクタビアと簡単に区別が付く。新しいフロント・グリル、ハニカム・エア・インテーク、オリジナル・デザインのフロントとリア・バンパー、ブラックにペイントされたリア・ディフューザー、クロームの台形のエグゾースト、リア・スポイラー、LEDリア・ライト、LEDが統合されたバイキセノン・フロント・ヘッドランプなどだ。
また、ホイールは17インチ、18インチ、19インチが用意され、17インチは225/45サイズが、18インチと19インチは225/40サイズのタイヤが組み合わせられる。また、赤くペイントされたブレーキ・キャリパーも標準装備だ。
インテリアは、スポーツ・シート、本革巻ステアリング・ホイール、ステンレス・スティールのペダルとサイドシル・プレート、そして新しいデザインのインストルメント・パネルなどが特徴だ。
来月開催されるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでお披露目され、発売は8月からとなっている。価格は£22,500(340万円)からだ。