シトロエン「型破り」なセダン開発中 意見の分裂、歓迎の姿勢 責任者語る
公開 : 2019.06.27 19:50 更新 : 2021.03.05 21:42
シトロエンに必要なのは、意見が分かれるようなクルマ
重要な中国市場において、大型セダンは依然として人気が高い。
シトロエンはC5とC6の後継モデルを開発している。それは同社が2016年のパリ・モーターショーに出展した「Cエクスペリエンス」コンセプトをベースにしたものになるようだ。
プジョーによれば、いずれにせよそれらのクルマは現行型プジョー508に使われているPSAグループのLMP2プラットフォームをベースにするという。
大胆なデザインは意見が分かれることをプジョーは認めている。しかし、同社の「エアバンプ」が好例であると強調した。
「シトロエンのクルマはすぐにそれと識別できなければなりません。クルマを見たとき、あるひとは『わお、気に入った!』と言い、別のひとは『ううむ、よくわからん』という。それが好ましいと、わたしは思うのです。大事なのは、そのバランスを適切に保つことだけです」
「われわれには、ひとびとの反応を呼び起こすようなクルマが必要です。古典的に見えるクルマではありません。そうでないと、シトロエンというブランドの価値に背くことになってしまいます」