ポルシェ・タイカン、9月発表 次世代CHAdeMO(8割充電は30分以内)日本設置へ
公開 : 2019.06.28 12:32 更新 : 2021.02.10 17:27
日本国内へ 150kWの急速充電器を
ポルシェジャパンは、タイカンの国内導入にむけて、2020年半ばより、ABB製の急速充電器を全国のポルシェセンターと公共施設へ設置するという。
まだ日本にはない150kWでの急速充電を可能とする次世代CHAdeMOであり、タイカンの80%の充電を30分以内に済ませる能力を備えた国内最高レベルの急速充電器だ。ABBは、CHAdeMOおよびCCSの充電規格協会の創設メンバーの1社であり、EVインフラのリーディングカンパニーで、現在、73カ国に1万500台のABB製DC急速充電器が公共の場所などに設置されている。
ポルシェ初のフル電動スポーツカー「タイカン」は、4ドア、4セパレートシート、600ps以上の最高出力により0-100km/h加速タイムは3.5秒以下を実現。最大航続距離は500km以上(NEDC準拠)に達する。2020年には派生モデルのクロスツーリスモの導入も続くという。
2019年9月初旬にはタイカンのワールドプレミアを予定しており、日本国内においては年内の発表に加え、2020年の販売開始を予定している。自動車の電動化の潮流が世界的に加速している中、2019年1月から6月に、ポルシェが電動化に向けて進めた取り組みについておさらいしておこう。