新型ランドローバー・ディフェンダーの外観 メーターパネルの表示で、明らかに 工場は英国外
公開 : 2019.06.28 17:45
独立式リア・サス新採用
最初に公開された “公式スパイショット” では、5ドアの「110」モデルが写っていた。続いて昨年には、ショートホイールベースの「90」がカモフラージュ姿でテストしている写真も見ることができた。さらにホイールベースが長い「130」の存在も噂されている。
新型ディフェンダーでは、快適性を向上させるため、独立懸架のリア・サスペンションを採用することが既にわかっている。車体は旧型のボティ・オン・フレーム構造に替わり、新開発のモノコック・シャシーとなる。
これによって剛性が向上し、軽量化されるとともに、様々なボディスタイルを作り出すことが可能になった。広範囲にアルミニウムが使用されるため、重量は先代よりも大幅に削減されるはずだ。
公道やサーキット、そして極限的な環境下で撮影されたプロトタイプの写真を見ると、テスト車両として使われている新型ディフェンダーは標準仕様のモデルだと思われる。ランドローバーはまず、標準モデルで磨きを掛けているというところだろう。新型の目標は「そのバッジを付けたどのモデルも、最大の性能を発揮できること」だ。価格帯は4万5000ポンド(約640万円)を超えるあたりから7万ポンド(約1000万円)になると予想される。